不眠症の原因は、生活習慣や睡眠環境の要因、精神的な要因、身体的な要因、 薬剤や嗜好品の要因などが考えられます。

 ライフスタイルの多様化や24時間社会での生活リズムの乱れ、過度なストレス、高齢化などさまざまな要因で不眠症を訴える方が増えています。

不眠症の原因 睡眠トラブルの原因は、

生活習慣や睡眠環境の要因としては、次のようなものがあります。

• 午後遅くや夜間にカフェインを含む飲料を飲む
• 深夜に運動をする
• 就寝・起床時刻が不規則である
• 寝室の温度や湿度、騒音、光など
• 寝具や枕が合わない

精神的な要因としては、次のようなものがあります。

• うつ病、不安症、物質乱用などの精神障害
• ストレス（入院や失業、家族の死によるものなど）
• 夜眠れないと次の日に疲労が残ってしまうのではないかという過度の不安

身体的な要因としては、次のようなものがあります。

• 高血圧や心臓病、糖尿病、呼吸器疾患、アレルギー疾患などの病気
• 年齢、性差、頻尿、痛み、ほか

薬剤や嗜好品の要因としては、次のようなものがあります。

• 降圧剤や甲状腺製剤、抗がん剤などの薬剤
• 市販の花粉症薬又はアレルギー薬などに配合されている抗ヒスタミン薬
• タバコに含まれるニコチン
• コーヒーや紅茶などに含まれるカフェイン
• 過度なアルコールの摂取

不眠症を改善するには、次のような生活習慣や方法を取り入れるとよいでしょう。

• 規則正しい生活リズムを心がける
• 決まった時間に起床・就寝する
• 十分な睡眠時間を確保する（少なくとも7時間）
• 適度な運動をする
• 規則正しい食生活を送る
• 寝る前のカフェインやアルコールの摂取を控える
• 寝る前のルーティンを作る
• 部屋を暗く、静かに、涼しくする
• トリプトファンを多く含む食品（鶏肉、トルコ、魚、ナッツ、大豆製品、バナナなど）を摂取する

また、うまく寝つけない場合は、いったん寝床を離れて緊張をほぐし、眠気がやってきたら寝床に入り直す方法も効果的です。

さらに、睡眠の質を向上させるには、副交感神経を活発にすることも大切です。ぬるめのお風呂にゆっくり入り、好きな音楽や読書などでリラックスする時間をとって心身の緊張をほぐしましょう。

不眠症は、放っておくと、さらに疲労や負担が蓄積し、悪化する恐れがあります。上記のように、不眠症の原因は多岐にわたるので、不眠以外の症状、身体の状態もみていくことが重要です。

当院では全身のチェックと丁寧なカウンセリングで、あなたのめまいを改善し、痛くない・つらくないカラダを取り戻していくサポートをいたしまします。

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